自分が体験した接客業 4
さて、今日はどの話をしましょうか。
従業員との会話のテクニックについて少し話をしましょう。
昨日までの話した年下の先輩とのやり取りを話します。
年下の先輩を仮にNさんとしますね。まずNさんは言葉遣いがまるでなってないことは話しましたね。
昔よくいたチンピラみたいな誰とでもすぐ喧嘩になってしまいそうな人でした。
そんな人と普通にはコミュニケーション(会話)なんてできないですよね。
そこでまた私は考えました。Ñさんとどのように接すれば上手にコミュニケーションをとれるか。
・常に年齢に関係なく敬語で話す。
・何かを教えてもらったら褒める。
・なるべくわからないことを聞いて頼る。
この3つを行動にしようとかんがえました。
さて実践です。
私はまず常にNさんだけじゃなく同じ従業員全員と敬語で話すことにしました。
こんなことをするのは人生で初めての事です。
皆さんは同じ従業員の年上の人に敬語で話してもらったことはありますか?
あると思った人はわかると思いますが、年上の人が敬語を使ってくれてると相手は必ず思います。
それとこの人は自分の事を認めてくれてるんだと思うでしょう。
どうです?皆さんは敬語で話しかけてくる年上の人悪い感じしませんよね。
この方法はお客さんにはもちろんですが、従業員にも通用する必殺技です。
是非試してください。
次に私は何かをおそわったら褒める事を実践しました。
Nさんに教わったことはスピードなので、まずは皿を洗うスピードを褒めました。
<<どうやったそんなに早く皿あらえるんですか?凄くはやいですね。>>
と言いました、するとNさんは
<<これが普通だよ。>>と、笑顔で答えてこうするんだよ、と親切におしえてくれました。
またある時は、
<<なんでそんなにお客さんがお店に入って来るのを早く気付くんですか?すごくないですか?>>と褒めたら、またまた笑顔でこう言ったんです。
<<常に上を向いて仕事をすること、10秒に一度は入り口を見ること>>
そう教えてくれました。
確かにその通りだと私は感心しました。
皆さんはどう思いますか?
・常に上を向いて仕事する。
・10秒に一度は入り口を見る。
なるほどと思いませんでしたか?
常に上を向いていればお客さんがレジに向かおうとしている時、お客さんが何か困っているようなときに真っ先に気づいてあげることができる。
この当たり前のことが結構できていなかったりしませんか?
お客さんが入店してきたときも、自動ドアが開いた瞬間
<<いらっしゃいませ>>
と大きな声で(Nさんは声が小さい)言われたらお客さんも気分がいいですよね。
この答えに私は凄いとまた褒めました。
今日のところは以上です。
いかがでしたか?Nさん、結構いい事言うんですよ。
接客業の皆さんに参考になればいいとおもいます。